特別仕込みの味噌 天地返し・味見をしました

2021-07-21

特別仕込みの味噌の天地返し・味見をしました

北海道産大豆を100%使用・職人が腕によりをかけた特別仕込みの味噌を醸造中です。
今回は、味噌の手入れと味見のレポートです。

現在星野本店では、通常ラインとは一線を画す商品として、限定で北海道産大豆トヨマサリ100%を使った味噌を醸造しています。味噌作りにとても適した品種です。


本日は、「味噌の天地返し」に潜入しました。

味噌の原料は、米麹・大豆・塩。これらを混ぜ合わせて寝かせることで、麹菌の酵素で発酵が進んでいきます。

しかし、次第に発酵が進んでくると、米麹のばらつきや空気との接触度合い等のため、樽内の場所によって、味噌の熟成度合いが異なってきます。


そこで、天地返しを行います。これは、定期的に仕込み中の味噌を混ぜて、発酵むらをなくし、樽内の環境をバランス良く整えることです。

このときに、味噌の香りや質感をよく確認します。

このように、同じ樽ないでも発酵の進み具合が異なり、液体成分が多い部分と、ペースト状の部分があります。

当社instagramで動画もご覧いただけます!

今回の手入れ中に得た、完成間近の特別仕込み味噌を味見をすると、、、

口に入れて驚きました。


果実味のあるみずみずしい爽やかさなめらかな舌触り、まろやかな味わいが共存した味噌!しつこくないのだけれど、どこかクリーミーな感覚も。


このお味噌をぜひ皆様にも味わっていただきたい!と切に思います。販売まであと少しのところまで辿り着きました。が、まだ決めなくてはいけない大切なこともあります。


たとえば、、、


◎ 味噌1個(包装)あたりの内容量

 どのくらいが一番手にとりやすいでしょうか?今のところ300gくらいを想定しています。

 (原材料費にこだわったため、価格は500g 848円の越の天恵味噌よりも高くなってしまう見込みです)


◎ 包装前に酒精(アルコール)を添加するか、無添加にするか

酒精は酵母酵素の活動を抑えることで、味噌が流通している間の発酵の進行を緩やかにします。その分、色の変化が少なく安定した製品となります。
発酵食品は常に変化していくもの、ということをご理解の有るお客様は、無添加みそをお探しの方が多いかもしれません。

 

皆さんのお声を参考にさせていただけたら嬉しいです。

フォームからのメッセージ、コメント欄でもお気軽にお願いします!

コメントを残す

コメントは表示される前に承認される必要があります。